番外編:お金について考えよう
どうやって年収をあげるかは非常に大事ではありますが、そもそもいくら稼ぐ必要があるのでしょうか?
というよりも、自分はいくら稼ぐことで満足できるのでしょうか。
私も若い時に転職をする際に色々と迷いました。
まわりで独立する人もいたり、様々な選択肢がある中で何をしていこうかと。
そもそもお金を稼ぐという観点で、1億の年収を稼ぎたい!のと、1億の資産を作りたい!だと、とるべきアクションも変わってくると思います。
1億かせぐとなるとサラリーマンでは、なかなかハードルは高いでしょう。時間もかかるし。
一方、田端さんの下記のように1億資産を作るのであれば、可能性はあると思います。
https://twitter.com/tabbata/status/774510146047254528?s=20
(私ももっと早いうちからお金のことを学び、投資などしておけばよかったと後悔してます)
とにかく頑張って目の前の年収をあげていくということは、足元成長していく観点でも非常に大事です。
ただ、結局自分がいくら稼ぎたいのかなど、お金の目標を決めておく必要があると思います。
時間は有限ですので、目標を決めどんなアクションをいつとるか、負うべきリスクも見えてくるかと思います。
稼ぐことも大事ですが、お金のことを考えておくことも同じくらい大切だと思います。
日々忙しい中でも、どこかで自身の今後についてのお金を考えてみるのをお勧めします。
まずは考え始めてみることから始めてみてもいいと思います。
田端さんのコメントを引用したので、ついでに本も。
『これからのお金の教科書 年収の伸びしろがケタ違いになる視点65』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター
自身の成長もお金についても、やみくもに行き当たりばったりではなく、きちんと設計しながらPDCAをまわすことをおススメします。
当たり前力で能力を伸ばす
今回は「当たり前力」について書いていきます。
まず初めに、突出した能力はその人が日々どれだけ磨いているかに影響されていると思います。
どれだけ優れた能力がある人も一朝一夕で身につくものではありません。
そんなの当たり前でしょと思ったあなた。
その通り、当たり前なんです。
でも、当たり前なことこそ難しく重要なのです。
当たり前のことは疎かにしがちで、日々継続していくことは非常に難しいことです。
私のまわりで優秀な人たちに話を聞いても、特別なことはしていないよ!と言われ、はじめは謙遜なのかと思ってました。
ただ、よく見ていくとその人にとっては「特別なこと」ではないだけで、日々当たり前に繰り返し磨いているのだということがわかりました。
もちろん、人によって能力差はあると思いますが、自然と身についているわけではなく、日々当たり前に繰り返して突出した能力へと昇華させているはずです。
例えば、英語も1回やって話せるようになる人はいないのと同じで、日々繰り返し話したり学んだりすることで身につくのと同じです。
この当たり前力は、特別なことでなくても続けることに意味があります。
日々の積み重ねが血肉となり、その人の能力へと昇華されていきます。
ただ、当たり前のことを当たり前にやるって、結構大変なことだと思います。
本を読んだほうが良い、ニュースは毎日チェックしたほうが良いなど、やったほうが良いことは理解しているけれど、日々忙しい中だとどうしても疎かにしてしまいます。
ですので、やろうと思ったらできる当たり前のことでも、それを愚直にやり続けること自体が非常に難しいことなのです。
皆さんもやろうと思ったけど、続いてないことは多々思い当たるのではないでしょうか?私も両手では数えられないほどあります。
当たり前のことを当たり前にやることこそ、能力の飛躍につながります。
自分なりの当たり前を作り育てていき、自身だけの当たり前力を身に着けていきましょう。
当たり前のことを続けていくことで、知識が増えていき、こだわりへと変わり、高い能力へと変わっていくと思います。
最初は小さな積み重ねですが、そういった当たり前力はどこかで他者との差別化になっていき強みへと変わっていくはずです。
私のまわりの方々も、日々の積み重ねで知識と経験が拡がり、自分の能力として仕事に活用している人が数多くいます。
その人なりの解釈や工夫がはいり、まわりに新しい発見や気づきを与えています。
(ちょっとかじってみて、知っている風な小手先の発言などは全く意味がありません)
そういう人こそ、社内でも一目置かれる存在であったりします。
最初はニュースを見続けているだけでも、そのうちニュースを自分なりに解釈できるようになり、他の事象との関連性も理解することで、そのニュースだけでなく世の中にどう影響を与えているかなども理解できるようになってくるでしょう。
(ニュースを自分なりに解釈し、自分はどう考えるか、何に影響を与えるのかを述べるだけでもやってみると結構大変ですし、意外と言えることがないことに気が付きます。)
市場動向も最初は理解するだけかもしれませんが、そのうちなぜ今の現状になっているのか、各プレイヤーが何を考えているのか、今後どうなっていくのか、その上で今何をすべきなのかまで自分なりの考えを話せるようになると思います。
先日書いた日々の振り返りも同様で、最初は振り返って一つ一つ学んでいくだけですが、積み重ねることでわからないことがなくなり、1つ1つに対する理解度が高く、より深い知識から生まれる発想など新しい気づきが生まれてくるでしょう。
当たり前のことは決して当たり前ではなく、「その人にとって当たり前」なだけです。
その人にとっては当たり前にやるべきことであり、特別に何かを取り組んでいる意識がないというだけだと思います。
当たり前を続けていくと、当たり前でない能力が身に付きます。
そのため、「当たり前力」は人によっても個性のでる差となるでしょう。
あなただけの「当たり前力」はなんでしょう?
みんな偉そうなこと言っていても、最初は誰しもできないものです。
諦めずに日々積み重ねていくことを大事にしていきましょう。
いつかあなたの能力になって返ってきますので、根気強く継続していきましょう。
日々の振り返りと自己成績表
皆さんは日々の業務について、目標を決めて振り返りをしていますでしょうか?
どうしても日々忙しい中で忙殺されてしまい、なかなか自分の業務を振り返るのは大変だと思います。
振り返りは当たり前じゃん、、と思う方はいるかと思いますが、この当たり前をどれだけしっかりやるかが周りとの大きな差になってくると思います。
与えられた業務の中で成長していくのはもちろんですが、自分に何が足りてなくて何を成長させる必要があるのかを意識して取り組まないと、なかなか狙った成長は難しいと思います。
今回、私が行っている振り返りを書かせていただきます。
■Q振り返り
私が必ず四半期に一回行うのは自己成績表です。
自己成績表は、今の自分の業務を言語化してカテゴライズし、そこに今の自分の点数を記載するのと、次の四半期でどうなっていくべきかを自分でまとめます。
例えば、
カテゴリ①
提案
∟パワーポイントのシナリオ作成
∟パワーポイントの作成
∟商品理解
・
・
などのように、業務で必要なスキルを一通り洗い出します。
1~5段階で、それぞれ自分で状態定義を決めて、現在各スキル項目が何点なのか、次の四半期で何点にもっていくのかを決めます。
当然すべての項目をアップさせるのは難しいため、現状の業務と照らし合わせもし、成長させるべき項目を決めて、目指すべき点数も決めていきます。
5はトップレベルなので市場の中でなのか、会社内なのかどちらでもいいのですが、まわりよりも圧倒的に優れている状態にするほうが良いと思います。
(同僚と比較してなどは目標自体の目線が下がるのでやらないほうが良い)
当然平均的な「3」が増えてくると、「4」にするのには時間がかかってきます。
そのため、「3」→「4」にするほうが良いのか、他の「2」など低い点数をあげにいくのかなど、自分のスキルをどうしていくかを決めて目指すべきゴールを設定していきます。
決めた後はアクションのみですが、普段から伸ばすべき点を意識するだけでも大きな違いが出てくると思います。
特に若手の方々だと、先輩と比較して大きくスキルに差があり、漠然と成長しなくてはと焦る人もいると思います。
ただ、先輩方は当然経験を積んで今があるので、そこを意識しても焦るだけ無駄ですし、スキルアップにエレベーターはないので、階段を一段ずつ昇っていく以外にありません。
ですので、今の自分をできる限り客観的にとらえ、やるべきこと成長させることに一つ一つ向き合っていきましょう。
人との差をみて焦る気持ちは大事ですが、焦って自分を見失うことは時間の無駄です。
どういうスキルセットを伸ばしていくかを設計して、着実に成長していきましょう。
当然、初期の設計以外で時間がとられるケースなどもありますが、イレギュラーは発生うするものですので、途中で軌道修正してもかまいません。
きちんと設計して狙って自分を成長させていくことが大事だと思います。
■Daily振り返り
仕事に慣れてきてペースをつかんでいる方は不要ですが、特に若手や転職したての方は改めて日々の振り返りを行うことをお勧めします。
成長は日々の積み重ねになるので、日々の振り返りを意識していないと、結果として四半期などでみても、狙った結果と違う方向に進んでしまったなどが起こりえます。
やり方は一例ですが、、
前日の夜に「明日のタスク」「何時から何時でやるのか」「優先度」をスケジュールに落とし、やるべきことをまとめます。
この時に、時間に余裕があるのか、イレギュラーが発生して対応できるのかなども把握しておきます。
仮に時間がないのであれば、最悪明日必須でないタスクなどもフラグだてしておき、イレギュラーが出たとしても、必須タスクだけはやるようにします。
1日が終わった時に、実際に進めたスケジュールと前日のスケジュールとの前後比でみて、下記のような項目をい洗い出します。
①想定していたよりも時間がかかったタスク
②今日やってわからなかった/疑問があった内容
③もっと短縮できるタスク
④もっと深堀りしたい内容(当日にできなかった)
洗い出した後は、下記まで落としてアクションすることをタスク化していきます。
こういった内容はタスク化しないと、日々の業務に忙殺されてしまいます。
特にわからない点などは、そのまま進めずに必ず理解するということを徹底していきます。
①想定していたよりも時間がかかったタスク
何がネックで時間がかかったのかを明確にし、時間がかかった要因をきちんとつぶすためのアクションをタスク化していきましょう。
単純に作業時間が想定以上だった場合は、自分が作業でかかる時間を正しく把握することにより、今後作業時間の正確性が向上すると思います。
(どの業務もできるだけ、効率化と質向上は現状維持でないほうが良いですが)
②今日やってわからなかった/疑問があった内容
わからない点はどうしても忙しいと後回しになりがちですが、しっかりその場なのか後日でもいいので理解するようにしましょう。
なんとなく理解した風が一番たちが悪く、自分が説明できるくらいまで理解力をあげていきましょう。
日々のこういった点をしっかり潰せているかで、四半期などでみた場合に成長角度に大きく差が出るはずです。
せっかく業務の中で学べる機会ですので、放置せず理解することを徹底していきましょう。
③もっと短縮できるタスク
学ぶべき時間をより創出していくためにも、単純作業などは極力効率化していくようにしていきましょう。
以外と仕組化すれば効率化できることも、自分でやったほうが早いからと自分のタスクとして持っている人が見受けられます。
仕組化するときは少し時間を使うとしても、今後継続的に自分の手から離れていくことを考えると必ず効率化したほうが使える時間が増えるはずです。
うまくまわっている業務も、より効率化できるポイントを整理することをサボらず行いましょう。
15分とかの作業だから、、と考えず、どんなタスクでも効率化して手放せないかを意識することで、自分がカバーできる業務範囲はどんどん拡大するはずです。
④もっと深堀りしたい内容(当日にできなかった)
もっと深堀りしてアウトプットの質を高めたいや、もっと色々と調べてみたいなど、足元業務では問題ないが、さらに質をあげるための仕事はどうしても後回しになり、やらずに放置していまうケースは、どんな方でも経験はあるかと思います。
こういった内容も必ずタスク化して、実行するタイミングも必ずセットで決めて、放置しないようにしていきましょう。
目の前の業務に忙殺されるのでなく、自分の成長と高い業務レベルをみにつけていく上では必要な項目です。
まわりのライバル達も同じく業務内では努力しています。まわりと差をつけたいのであれば、こういった内容も取り組まなければ、当然大きな差は出ません。
自分より優秀な人たちが努力をしているわけですから、ただ目の前の業務に取り組んでまわりよりも良い成果を出すは「絶対無理」です。
タイミングでそういった結果が出るケースもあるかもしれないですが、しょせんマグレでしかありません。
自分を成長させて、自身のスキルで成果を出していくには、さらに一段仕事のレベルをあげるための取り組みは必要です。
①~③にあったような課題を一つ一つ潰すことが第一優先ですが、業務レベルを高めるためのタスクまで行うことで、まわりと比べて大きな成長実感がもてると思います。
長々と書いてしまいましたが、しっかりと振り返りを行うことでより成長角度をあげていきましょう。
成長実感がない人も多いかと思いますが、日々の成長は非常にわかりにくいので、振り返って自分を見つめなおす機会を創り、きちんと成長と向き合っていきましょう。
振り返りは非常に面倒ですが、こういった「やったほうが良いのはわかるけど、、」みたいなことを、どれだけ徹底してやっているかは大きな差になります。
次回は「当たり前力」について書きたいと思います。
お読みいただき有難う御座いました。
目の前の仕事をやりきることで作るプラスの連鎖
よく若手からも、もっと〇〇がやりたいなどの話をもらうことがあります。
気持ちは非常に理解はできますが、どうしても浮足立っているように感じてしまうことが多々あります。
やりたいことを発信し続けることは良いことですし、やりがいも感じて仕事をしてもらうことも大切ですが、足元が伴ってない場合が非常に多いです。
当然会社としては何かチャンスがある場合に、成功確率をあげるために成果を出している人を中心にアサインしていきます。
足元の業務が遂行できていない人は、少なからず選択肢から外されます。
一方、足元でしっかりやれて信頼を勝ち得ている人は、そういった会社からの依頼がもらいやすくなります。
そのため、足元の仕事をしっかりと遂行できていると、自然とチャンス時にアサインされることが多くなります。
逆にうまくいっていない仕事のてこ入れなどでのアサインも同様です。
何か問題があってうまくいっていない仕事も、同様に足元しっかり遂行している人がたて直しでアサインされます。
うまくいっていない仕事こそ、たて直しが成功すればまわりからの信頼アップにつながります。
つまり、チャンスもうまくいっていない仕事どちらでも、とにかく次のチャンスが与えられるのは「現状の仕事」をやりきっている人になります。
しっかり足元で実績をつくり、まわりからの信頼を勝ち得ることにより、何かあれば名前があがるようになってきます。
そうすることで、自ら仕込みをしていなくてもチャンスが訪れるサイクルができてきます。
やりたいことや不満も当然あるとは思いますが、まずはしっかり足元を固めて周りからの信頼を勝ち取ることを意識しましょう。
そうすることで、自然と成果につながりやすいサイクルが訪れると思います。
どうやってプラスのサイクルをつくるかも、狙って自ら作り上げましょう。
重宝される人には重宝される理由が必ずあります。
上記以外でも、なぜ重宝されているのか、どうやってプラスのサイクルができているのかを、「あいつはできるやつだから」「成果あげたから」で終わらせず、しっかり分析して自分のサイクルの参考にしていきましょう。
自分ならどんな面でメリットを提供できるのかを考え、足元で何をしていくと次のチャンスがもらえるのかをトライし続けましょう。
どこかでプラスのサイクルを作りだせると、社内でも重宝されてより成果が出やすい環境セットが自然とされるようになるはずです。
サイクルができると当然難易度も高い内容が求められてきますが、必死に向き合うことで学びがあり成長につながるといった、良い循環が生まれるはずです。
やりたいことを実現するためには、まわりからの後押しも必ず必要です。
まわりからもプッシュしてもらえるようにするためには、まずは「足元」のことをしっかりやりきることが重要です。
次回は「日々の振り返りと自己成績表」について書きます。
努力と成果のタイムラグ
今日は努力と成果のライムラグについて書きます。
ビジネスの世界では全員が大なり小なり努力しています。
なので必ずしも頑張った人が成果を出せるわけではありません。
そのため、短期的に頑張っても当たり前ですが人より秀でた成果を出すことは難しく、ビジネスの世界は長距離走だと思ってください。
ビジネスの世界は歳関係なく平等な世界での戦いです。
当たり前ですがベテランと同じ土俵で評価をされていくので、短距離をどんだけ頑張っても大きな成果は難しいと思います。
(仮に評価されても、周りの助けあってこそ)
ですので、長距離を走り続けながら小さな成果の積み上げを行い、まわりの信頼も積み重ねていく必要があります。
若手の時に「あいつはすごい」と言われていても、数年たったら評価が変わっていくことなんて当たり前にあります。
長距離を走り続ける中で、特にふんばりどころや辛い時期があるはずですが、頑張っているタイミングと成果の出るタイミングは必ずズレが発生します。
よく若手から頑張ったけど評価されないなど言われることがありますが、ビジネスはアクションを見てくれる企業もありますが最終はやはり成果です。
どれだけ頑張ってアクションし続けても、成果がでなければ評価されなくなっていきます。
短期的に成果が出ることはありますが「偶然のラッキー」です。
基本は努力タイミング=仕込みタイミングです。
努力タイミングで仕込んだものに水をあげて育てて、ようやく成果として花が咲くことが前提です。
どんだけ努力をしても仕込みでしかないため、評価とタイムラグが発生します。
ですので、努力タイミングは仕込みと捉えて、その花をいつ咲かせるのかの計画が必要となります。
タイムラグがあるという前提にたって、いつ成果を出しにいくのか、今はそのための仕込み時期ということを理解しておきましょう。
もしかすると花が咲くのが1年後かもしれませんが、それでも仕込んでいればいつか成果タイミングが訪れます。
若手をみていると、頑張ってるけど成果が出ないと相談をもらうことがありますが当然です。
仕込んだものには失敗もあったりします。かつ成果と認識しにくいです(タイムラグがあり努力タイミングでは実感がないため)。
ただ、失敗も含めて努力(仕込み)をし続けなければ、いつまでたっても成果はでないため、タイムラグがあることを前提に振り返りをしながら、仕込みの精度を高めていくことを意識すると成果の確立が高まってくると思います。
どうしても忙しいと「今」を見がちですが、タイムラグがあることを考えながら、今がどういった時期なのかを理解しながら進め、仮に失敗したとしても、失敗はつきものと捉えて継続した仕込みをしていきましょう。
最初から精度高くは無理なので、積み重ねて改善していくと、より確実に成果を出すための仕込みができるようになります。
すぐに成果が出なくても、今回かいた基本を頭にいれて諦めずにチャレンジしていきましょう。
ビジネスは確率と数です。
100%成功なんて、どんなベテランも難しいです。
確率が低くても数をそろえて成果を出すか、
数が少なくても確率で勝負するかになります。
こういったことも考えながら、振り返りをし次何をすべきかのアクションを決めていきましょう。
次は「目の前の仕事をやりきることで作るプラスの連鎖」を書いていきます。
苦しいことから逃げない
タイトルにある「苦しいことから逃げない」は、当たり前じゃん、、、と思うことですが、いざ自分のこととなると非常に難しいことだと思います。
(今後書いていきますが、あたり前のことを当たり前にやることは非常に難しい。)
私も新卒の時に、この案件やったら帰り遅くなるからいやだな、、、とか、やったことないしわからないな、、、とか、逃げ腰で仕事をしていたことがよくありました。
私はある程度経験してから気づいたのですが、結構まわりを見渡すと苦しいことから逃げない人って少ないんです。
そのため、逃げずに向き合えるというだけでも、それなりに社内で重宝されます。
ビジネスの世界で成果を出して人より稼ごうと思った時には、どれだけ色々な経験をしてきたかは大きな差となっていくと思います。
まわりでサボっている人はおいといて、稼ごうとしている人たちは大なり小なり努力しています。その人達よりも上にいこうと思った時に、どれだけ苦しいことも含めて経験しているかは非常に重要だと思ってます。
苦しいことも積極的に経験していくことで、まわりと比べても成長スピードはあげられるはずです。
まわりも努力しているのに、それなりで上にいけるほどビジネスの世界は甘くはありません。私も振り返ると、苦しい時が一番成長させてもらったと実感しています。
苦しいこと=まわりもやりたがらない経験なので、そういった経験は非常に貴重です。
ただ、苦しいこととか大変なことって人間やりたくないですし、私も面倒なことが嫌いだし大変なことはやりたくないタイプです。
考えたら当たり前に嫌になります。
そのため、私がやっていることは後先考えずに飛び込むです。
ノリでポチっとボタン押してしまいましょう。
一回飛び込めばやるしかないので。
成功しても失敗しても貴重な経験です。
一回飛び込んでから絶対に逃げないでやりきる。
どんなに苦しくても終わってしまえば、経験したことなので次からは対応できるはずです。
苦しんでもやる→できるようになるのサイクルを、やり続ける以外に大きな成長はないと思います。
飛び込んだ時には、逃げ腰にならずとにかく主体的にやることが大切です。
せっかく飛び込んでも、主体的に動かなければ経験になりません。
「参加」でなく「自分でやった」は大きな違いです。
やっている時はすべて「自責」として取り組み、
最悪失敗した場合は心のどのかで他責にしてしまいましょう。
どうしようもないことはあるので。
ただし、最後の最後まで自責で取り組むことが重要です。
精神論じゃんって思われる方も多いかと思いますが、ビジネスの世界で精神的にタフなことは非常に重要です。
ノラリクラリやって稼げるような世界ではないのが前提です。
逆に私のように突出したものがない人でも、
一定の成功ができるのもビジネスの世界だと思ってます。
なんでこの先輩が?という人が、独立して何十億もの資産をつくり上げた人もいました。
逆に素晴らしい大学を出て、ものすごく優秀でも、たいして成果がでない人も山ほどいます。
その差はの中で、「苦しいことから逃げない」というのは1つの要素だと思います。
経験の幅をつくる上では、苦しいことも踏み込んで経験していくことは大切ですので、何も考えずにポチっとボタンを押してみてください。
特に若いうちの失敗なんて誤差レベルです。
失敗してもよいので経験値をあげるために飛び込んでチャレンジあるのみです。
次は「努力と成果のギャップ」です。
まず最初にやることはプライドを捨てること
タイトルにも書きましたが、まず最初にやるべきことは「まず最初にやることはプライドを捨てること」です。
このプライドを捨てるは、自分を卑下することではなく、見栄を捨てるということです。
私も新卒の時は、優秀な諸先輩方や同期達をみて一気に自信を失いました。
なんとなく、やれるだろ!と思っていましたが、入社して二年間は成果という成果も出ずに落ちぶれてました。
その結果、環境やまわりのせいにして壁を作ってしまいました。
本来はもっと何が足りないかをアドバイスもらったり、成長のためにやるべきことにコミットすべきでしたが、なかなか素直に受け入れられませんでした。
結果は運もあるので、必ずしも努力=結果にならないのがビジネスの厳しいところですが、逆に成長し続けてまわりに必要とされていれば、どこかで成果はついてきます。
プライドを捨てる上で大事なことは、どこまでいっても「井の中の蛙」ということを理解しておく必要があります。
私の場合、新卒でどれだけ成果を出しても、今考えると小さい世界の話で、ビジネスで成功していくにはもっと大きな仕事をする必要がありますし、大きな成果を出していく必要があります。
そのため、新卒時に打ちのめされて上には上がいるというのを痛感し、成長に貪欲になるタイミングがあったことは、今考えるとすごく良い経験でした。
私は数回転職しましたが、そこでの役職などでふんぞり返っている人は、必ずどこかで落ちていきました。自分がどれだけ成長しても、市場にはとんでもなく優秀な方たちがいて、その方達と比べたら今の自分がどれだけ小さいか、、、
どれだけ成長しても上には上がいるので、常に謙虚に自分自身を成長させていく必要があります。
「プライドを捨てる」は立場などを気にせず、成長のために必要なことは泥臭く何でもするという意味です。
自分が役職者になっても、わからないことがあれば新卒だろうが誰だろうが教わって勉強するとういう謙虚なスタンスは絶対に必要だと思います。
どれだけ成長に貪欲になれるか=プライドを捨てる、ということだと思ってます。
ビジネスの世界は、最終的には成果がすべてです。
成果を出すために必要なものは、自身の成長だとした時に、成長を阻害するものは全て捨て去りましょう。
どれだけ泥臭いことをしてても、成果を出せば周りの見え方も一気に変わってきます。
頑張るタイミングと成果が出るタイミングは、必ずタイムラグがあるので、努力している期間はまわりにどう思われてもいいので、とにかく自分の成長にコミットすることが大切です。
とにかく謙虚に必要なことは全てやるくらいの貪欲さで、自身を成長させてあげてください。
また、プライドを捨てても、根拠のない自信だけは持っておいてください。
私も苦しい時、つらい時は多々ありましたが、自分ならできると信じることだけが最後の支えとなる時がありました。
周りからはどう思われようとも、自分を信じてあげられるのは自分しかいないので、どんな状況でも自分を信じて邁進していきましょう。
誰でも最初からうまくやれるなんてことはないのと、今できないことは成長してやれるようになるしかありません。
できない自分を卑下するのでなく、成長タイミングだと思ってチャレンジしていきましょう。
次は「苦しいことから逃げない」です。